プロリーグ シーズン11 ウィーク2 感想

肌寒ぃでございまさぁね〜、ファミ通AppVsで記事を書かせてもらっている直人です。顔はサンボマスターのボーカルに似てると言われます、最近体型も似てきました。

 

というわけでウィーク2で面白かったなと思った試合の感想と解説をぼやいていきます。鬼の速さで更新していきます、卒論は全く書けていませんが今日も健気に生きています。

解説と感想は完全に自己満足なので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。試合は面白い内容だと思いますので、是非みてください是非。

 

さてさて、今回はEUのチーム、Chaosとforzeの銀行の試合をピックアップです。

 

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この試合を選んだのには試合の内容云々以外にもう一つワケがあります。その理由はというと、このウィーク2のNA、EU、LATAMの試合の中で、銀行でサッチャー+割役BANが行われた試合が4つもあったことを受け、新たなメタの気配を感じたからです。

今回は前半部分はサッチャーBANについて考えを巡らせたいと思います。興味のない方または知識の豊富な方はすっ飛ばしてもらっててオーケーです。

 

前半:サッチャー+割役 BANのメリットを考察!

 

まず銀行におけるサッチャーBANのメリットを考察してみると、

①カイドのガジェットでハッチ開けに選択を迫ることができる

②電子機器破壊阻止による局所防衛のやりやすさ向上

③ドローン妨害系ガジェットの強化

この三点かなと思います。

 

①の効果は地下しか意味ないんじゃ?と思われる方もいるかもしれませんが、ここ最近の流行では一階防衛にもハッチの開閉は重要になることが多いです。

 

というのも、最近の資料窓口や空き部屋スタッフの防衛では、開通を幅広く行って一階全体を平面で広く守ることが多いからです。(ランクではあまり見ない防衛なので太字にしてみました)そして攻撃側が攻める点で開けると有利にはたらきやすいのが空き部屋上の二枚ハッチなので、逆に防衛側としては開くハッチが一枚でも減れば空き部屋を守る際に負担が軽くなるわけです。

補強壁に貼る カイドに関しては立体や平面で壊せることが多いのでさほど心配はないと思われます。

 

一階防衛について深く語ろうとすると銀行の隅から隅まで解説しなければならないので今回は割愛します。ファミ通AppVsの方で細かい解説はされていくと思うのでそちらもチェケラです!(露骨な宣伝)

今回はサッチャー+割役BANがどのように機能するかも考えていきます。個人的な考察なので、間違いがあれば何言ってんだコイツって思っておいてください。

 

マーベリックBAN→開くハッチの選択権は完全に防衛側に委ねられる。地下では防衛側に絶大なメリットをもたらすが、一階ではハッチを割らずとも平面で詰めることも可能であり、二階でも効果は薄い。監視攻めをスムーズに行えるチームならメリットの方が大きそう。

 

ヒバナBAN→汎用性は一番高いオペレーター。補強壁やアーマーパネルに近づくことなく割ることができるため、ローリスクでロングレンジの射線を通すことができる。こうした唯一無二の特性を持つ一方、定石通りの戦略で望むには少し器用貧乏な部分が目立つ。正攻法を通し相手の可能性を潰すならヒバナBANか。

 

テルミットBAN→一番メリットが大きいのは二階攻めではないだろうか。吹き抜け4枚の射線を限定的にしか通せなくなれば、防衛にとってかなりの優位だろう。またテルミットをBANすれば、補強壁を開けてエントリールートを増やす際にヒバナで開けるのが現実的であるため、カイドでの餅つきも検討できる。

 

だいたいはこんな感じだと思われます。この考えが正しければ、BANの時点で相手の攻めるルートをなんとなーく予想できますね。準備段階で読み合いが始まるあたりやっぱ神ゲーです。あ、でも次のシーズンからカリ入るんでまた環境に変化加わりそうですね!

 

雑に感想を書き連ねるだけの予定だったんですが、ここまでで想定の文字数を1200字くらい超えました。文章を書くって楽しいですね、自分理系ですが。

 

②ですようやくです。これは前回の感想でも同じようなこと言ってたんですが、銀行でも局所守りが存在します。具体的にはみんな大好きサーバー階段守り、または用務室守りです。

 

サーバー階段守りはど定番ですので解説ナシ!用務守りは二階守りはモチのロンですが、一階守りでも使うチームが最近増えてきました。本家本元はよく知らないですが、おそらくmajorでのSECRETが配信試合の中では最初だと思います。

二階から一気に地下へと逃げ込める、そのくせ放置した場合は色々なところに手早くちょっかいをかけられるので便利な守り方です。よかったらSECRETの試合もどうぞ。

 

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③も強力ですね。サッチャーBANは頻繁に行われるようになってきたものの、銀行に限らず広いマップでは③が原因で未だに時間を浪費するチームも少なくありません。

サッチャーBANをされた場合を考慮した狭い攻めも用意しないと、攻撃側はこの時代世知辛いものとなってしまうかもしれないですね。LATAMだと特に多い印象ですが、割と時間かかってるなーとついつい思ってしまいます。

 

APACではAeroとFnaticがサッチャーBAN割と多い印象ですが、流動的な攻めもできていますし時間がかかった時のラッシュもうまいのでLATAM相手には有利と予想しています、inv頑張れ!

 

前半では銀行でサッチャーBANするとどうなるのか書きました、結構蛇行運転しましたが。後半は解説ほぼ無しの試合の感想ですのでだいぶショートになるかと思われます。

 

後半:試合の感想!

 

まずはforzeの攻めから始まりました。最初EUのmajor予選で見た時はempireの二番煎じかと思ってましたが(めちゃ失礼)、ここ最近のempire,forzeのロシアンチームは大分柔軟な動きをするようになってきましたね。特にforzeは相手によって結構BANを変更する印象があります。あとempireがBDS戦でカピタオ以外をBANしているのも驚きました。

 

いい加減BANの話から離れます、試合の内容に触れていないのになぜか約2500文字になりました。小学校の時、読書感想文をでたらめな文章で素早く埋めて速攻で終わらせる特技持ってました。

 

wtgとshockwaveは攻撃時のロールは変更されたんですかね、shockwaveのゾフィアは派手なこともせずに地道に攻めて敵をなぎ倒していく姿が好きだったんですが。wtgも隠れスモークマスターだと思うので、今の内にファンになっておくと有名になった時に古参ぶることができます。

 

サッチャーBANだとやはり地下は幾分攻めづらそうでしたね、KAIDがいるとマーベリックでサーバー側のハッチを開けるかロッカー上のハッチを開けるか片方になりやすいので、ロッカー攻めがトレンドの地下は厳しそうでした。

 

それでも敵や味方の位置情報の把握、撃ち合いの強さなど持ち前のFPS力は今回も猛威を奮ってましたね。BANの効果が薄いポイントはバチコリゲットしてました。

EUのチームは人数不利を背負っても、情報を基にしてしっかりまくっていくところがかっこいいですね。今シーズンはロスター変更も多かったですが、足並みが揃った時どう爆発するのか楽しみです。

 

続いてはChaosの攻めですが、ここでまさかのインピックきましたね。

やっぱり銀行サッチャーBANともなると今までの戦略のまま攻めるのは難しいですよね〜。イングラズドッケビモンタライオンなど、かつてのopオペレーター達は軒並み弱体化をくらって影を潜めてましたが、サッチャーや割役BANにより再び日の目を見ることができるやもしれません

 

あと割役を誰にするかで迷走していたイメージのあるChaosですが、secretlyに固定されたんでしょうかね?

secretlyは個人的にチーム内でのファーストデスの多さが群を抜いて多かったと思うので、1の動きよりも前線を味方と一緒に押し上げる方が向いているんじゃないのかな〜と思っていたので、今回のピックを見ていいじゃないのと勝手に思ってました。クラブハウスも見てみたいです。

 

地下攻めもガレージを押し込んで監視攻めを狙ったり、インでサーバー階段を無理やり瓦解させたりとかなりの創意工夫が見られました。こういうことされると応援したくなっちゃいます。

対するforzeもワーデンを持ってきてサーバー階段を守ってましたが、単純にワーデンに未来がありませんでした。forzeも多分もう一生ピックしないでしょう。

 

二階攻めの時もカンデラを使って受付の射線を潰し、受付廊下はロビーラペで潰すことで階段を駆け上がってました。敵がいようがいまいが、カンデラを余すことなく使い切る姿勢も好印象でした。戦略としてもかなり理にかなっていたのではないでしょうか。

 

:まとめ

気づいたら3600文字くらいです、EUの選手は基本好きなので話し出すとどうしても熱が入ってしまいますね。BANの話は何話したか覚えてないのでまとめません。

感想を要約すると

 

・wtgのファンになろう

・Chaos期待大、あとsecretly割役賛成派

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

 

って感じです。二回目でこんなに殴り書きしちゃうとか自分でも末恐ろしいです。EUのファンはこの感想読んで分かる〜ってなってくれると嬉しいです、誰かわからない人はこれからファンになっていきませう。好きな選手を一人見つけられれば、あとは知見が広がるにつれて自然と好きな選手も多くなると思います。それではまた!