テーマパーク解禁! EUリーグ シーズン12 DAY8 感想

・挨拶

前シーズンのウィーク6,7忙しくて書けませんでした、fnaticを取り上げたりと色々構想は練っていたのですが、、、申し訳ありません。

 

さて、今回のシーズンも色々な要素が追加されましたね。カリやワマイの追加、マベやヌックにフラグ追加etc...

その中でも一番の変化はやはり大会マップにテーマパークが追加され、銀行が削除されたという点でしょう。

前回カフェが追加された時は、前大海マップということもあり積極的にピックされていた印象ですが、テーマパークは攻守の大まかな定石が確立されていないため、シーズン序盤ではピック慎重ですねえ。

 

そんな環境の中で、テーマパークを選んだのはBDSとChaosでした。観戦側的には新マップは面白みしかないので、早速取り上げてみたいと思います。

 

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感想はおまけ中のおまけですので、試合だけでも見てみてください、今回本当に面白いです。

 

・シージはなんだかんだ知識が勝敗を左右する!

 

Chaosは今試合、新しい大海マップで攻撃を3ラウンド連続で通すことに成功していました。その秘訣は何か、それはズバリマップの理解の深さだと思いました。これは新マップにおいては特に重要なポイントですよね。

 

マップの研究が進めば進むほど、防衛側は敵の主な進行ルートを把握できるため攻撃側は予測のできない射線でのキルは減っていき、変わりにメタの読み合いによるキルが増えていきます。逆に言えば、まだマップが追加されて間もない現段階では不意のキルが発生させやすいということです。

 

7ラウンド目ではバレルや研究所へ突き下げを行って3キルを行うなど、かなり高度な攻め方を見せてくれました。

個人的には防衛は謁見室や2階がピックされるだろうと思っていたので、研究所を選んで宿舎やバレルを守って広く展開するBDSの守り方にも驚かされましたが、斬新な防衛に対して完璧な対応を用意したChaosには感動しました。いやほんと。

 

テーマパークは、しばらくはマップ理解度の高いチームが勝つ、といったような試合になりそうですね。スクリム事情とかには疎いですが、試合数も少なくセオリーも完全には固まってなさそうですからね。次は防衛の感想です。

 

・テーマパーク防衛ぱっと見の感想

 

①宿舎デイケア、儀式オフィス

 

この二階である2つのポイントは、いずれも開通を行って平面を厚く守る防衛方法が主流になりそうな気がします。よってChaosは平面の撃ち合いを補助できる展開型シールドや、ACOGオペレーターの投入を行っていますね。ここも射線を熟知したChaosは強かったですね〜。

 

②研究所倉庫

 

ここはまだ未開拓な部分が多いと思います。テーマパークは直接目標にエントリーできるハッチはありませんが、目標を守る際に重要な部屋にはハッチが存在するため、上を守る重要性もすべからくあるように思われます。ただ目標および目標付近に、外から直接エントリーできるバリケードがあるため、遊撃の出過ぎは注意する必要があります。

 

③武器庫謁見室

 

個人的にはここめちゃくちゃ強いです。なぜかというと瞬時に外から目標にエントリーできる箇所が一つもないからです。その結果全ての遊撃を半ば強制的に潰さなければすぐ裏を取られ、また目標もクロスが組みやすく現地へラッシュ気味の動きも難しいです。しっかり遊撃を潰した後補強壁を割る工程をしながら目標にクロスを組むことができるのかといわれたら...

カフェ1fも時間が無くなって突っ込むシーンがほとんどな気がするので、プロの方たちは早いところいい感じの解決策を見つけて欲しいです(他人任せ)

 

・チームの感想

Chaosは今のロースターが一番しっくりきますね〜、元からハードピーク気味のsecretlyさんは今の役職が一番キルとれる気がします。そしてrenuilzさんとshatteさんのフラッガー二枚看板が強すぎる!

Empireに1v5決めそうになったredgrooveさん、なんか色々やってくれるvitoさんがいるので、錚々たるメンツが揃ってきてますね(EU全チームに言えることですが)

krippsさんがいなくなってからはrenuilzさんが割役をやったりと迷走?していましたが、ここ最近はチームの連携も向上しているので、これからもっと伸びるチームだと個人的にはかなり期待しています。

 

BDSはshaiikoさんがキル数では目立っていますが、攻撃ではロックやフラグでチーム一丸となってファーストキルを奪取して、人数差でできた穴を活かしてフラッガーを基軸として詰めていくというチームでの攻撃ですね。

攻撃でフラッガーが落ちても打開したりしても結構な頻度で巻き返していることがあるのも、チーム全体のFPS力が高い証拠だと思います。shaiikoさんの撃ち合いの技術は紛れもない逸材ですが、決してワンマンプレーだけのチームではないことは確かですね。

 

ついつい結構見てるチームの話となると長々と書き連ねてしまうのはplオタクの悪い癖ですね。EUチームは全チームがトップを狙える環境だと思っているので、今後も要注目でしょう。

 

・終わりに

 

好きなチームということもあってテーマパークとか新シーズン全く関係のないことまで書いてしまいました。感想だしいいよねw(開き直り)

 

いつもの3行感想まとめです。

 

・SIRUPのNeed You Badかっこいい

・Ready For Youもかっこいいな

・というかCIYとかいうEPはみんな聞くべきだよ

 

って感じです。今シーズンも度々更新が滞ると思いますが、気ままに書いていくのでどうぞよろしくお願いします。ソレデハ

来シーズンの環境を緩く予想!プロリーグ シーズン11 ウィーク5 感想

・挨拶

invi終わった後にPLの記事書く人なんているんですね、おはこんばんにちは直人です。

 

最近は色々立て込んでてバタバタしてました、遅れてすみません。月日が経てば聞く音楽も変わるもので、最近はKANDYTOWNとTMRをよく聞いています。

 

inviも終わっちゃったんでこれからは来シーズンのシージがどう変化していくか、僕の偏見をもとに考察します。

多分いつものように最後に雑にまとめてあるので、最後だけでも読んでいただければ嬉しいです。

 

そこで今回見ていく試合はTSM vs LGのヴィラになります。いい試合をしているので、もう記事とか読まなくていいので試合だけでもチャチャっと見ちゃってください。前書いたブログに記載させていただいた、TSMヴィラの試合と合わせて見てみるとより面白いかもです!

 

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・余談(今試合の2チームの話)

今回話したい内容ではないですが、少し両チームのこと喋ります。シーズン初めに僕はTSM優勝予想をしていましたが、その予想に翳りが見えたのがこの試合でもあります。

用意した作戦がbanなどで対策された際、その後の対応の練度が低いかも?と思わせられるシーンがこの試合ではあったんですよね。個人的には、カピタオの代用はドッケビやジャッカルみたいな他のスモークプレイヤーでできたんじゃないかなと思っちゃいました、geoよく使ってますし。

 

逆にLGは対策なのかメジャーbanなのかはわかりませんがカピタオbanをして、TSMのやりたいこと全くさせてませんでしたね。

あとこの試合ではslashが割役やってますね。rogueでは無理やりピークマンな印象がありましたが、ここ最近は後方支援に徹していい成績を残しているので、面白いロール変更だと思います。

一昔前の、EmpireやRECみたいなロールを柔軟にチェンジできるチームはけっこう好きです。またそういったチームが現れて欲しいものです。。。

 

・KALI、WAMAIが及ぼす影響を予想!

今回の本題にしたかった内容です。大雑把な印象だとカリはサッチャーの代用オペ、ワマイはイェーガーの代用オペって感じですかね。もちろん一概に特性が同じなわけではないです。

 

:カリはサッチャーのように広い範囲の電子系ガジェットを壊せない代わりに、ソフトブリーチャーのような役割もこなせる

:ワマイは自分から遠い範囲でもマグネットシステムを設置できるが、ガジェットを無効化するわけではなく別の場所で起動させるため自分のそばに置くのは難しいか

またPLにて多くbanされているカピタオのメインガジェットも吸収できる

 

違いを文字に起こすと大体こんな感じだと思います。

 

最初に僕の予想を記します。ズバリ

カリの出番は少なめ、サッチャーban減少、イェーガーban増加

の環境になると僕は思ってます。理由をいくつか挙げます。

 

①カリじゃ少しサッチャーの代わりとしては役不足

まあなんていうかあ、サッチャーはemp一つで周りのガジェット壊滅できるのにぃ、カリさんのメインガジェットはぶっちゃけ範囲狭くね?あと武器の癖強くね?扱いむずくね?ちょっちキツイっすカリさんw

と僕は今の所思ってます。サッチャーがbanされた時も、カリだけで電子系の対処はキツイと思います、というかそもそも次シーズンにサッチャーbanしたら防衛強すぎ問題が浮上する為サッチャーbanがあまりないと思います。=カリさんの出番はしばらくないと思われます。スタンとか持てるようになればまた変わってくるかもですねー

 

では次は何でサッチャーban減るの?ってお話です。

 

サッチャーbanは防衛の局所的守りが要塞すぎる!

先ほど挙げた試合にも、TSMが行った彫像記念品守りでのウォークインクローゼットを守るといったような、通常すぐに狩られてしまう場所を、アクティブディフェンスシステムや展開型シールドなどを使って全力で守る”局所的守り”が、このシージというゲームにはどのマップにおいても戦略として存在します。

サッチャーbanは前回ブログにも書いたように、こうした局所守りの補助になっていました。こうしたサッチャーban環境の中でも、素早くガジェットを使いまくってこうした守りを排除できるチームは環境に適応してるなと思いました。DZの領事館での非常階への攻めはいつ見ても圧巻です。

 

でもここでハッキリと言います。現サッチャーban環境で次シーズンこの局所的防衛を崩すことは無理です。ADSとマグネット、この二つをガジェットで突破することはおそらく不可能でしょう。意見が間違ってたら優しく慰めてあげてください。

それでもなおサッチャーをbanするならばモンタやライオンといった人数をかけることで無理やりクロスを崩せるオペレーター、あるいは敵の戦略を理解しながらいかに工夫して無視できるかが相当上手くなければ厳しいです。なんにせよ今までの正攻法では、サッチャーbanで防衛を突破することは99%無理でしょう。

 

③”今までの正攻法”を覆すイェーガーban(願望含む)

すいません、この予想は環境が劇的に変わって欲しいって願いも込められています。見てて面白いので。

根拠はシンプルに、サッチャーbanが有る無しに関わらず局所守りキツイしワマイかイェーガーどっちか消そうぜ!ってなるかなって思ったからです。そして、イェーガーの銃の性能とカピタオも吸えるワマイのマグネットの利便性どちらを取るかといった際に、僕はイェーガーがバンされると思ったのでこのような予想になりました。

特にEU圏ではイェーガーでモノ言わす人が多い印象で、そういった人たちに対する対抗策を安全に敷くことができるので、EUでは特に増えるかなって予想してます。

あと最近はエコーマエストロみたいなOPオペレーターへの対策が多くなってきているチームが多いのも理由の一つですね。ミラのban率だけは相変わらずですが。

 

とか色々理由を並べてますが、一番はイェーガーのいない真面目シージを見たいだけですwなんにせよワマイの登場は環境をかなり変化させると思いますね〜

 

・まとめ

なんか言いたい事多すぎてうまいこと文章繋げれなかったです。申し訳ナス

 

いつもの3行まとめです。

・slashは前から熱い人だから好きです、これからも頑張れ!

・イェーガーbanが流行ると予想!

・KANDYTOWNのproveはおしゃれの極みだけど人とドライブ中に流すのはイキり過ぎ

 

って感じです。ここ最近は一気に世の中が某ウイルスの話題で持ちきりですが、僕はトイレットペーパー買い込んであるので無敵です。定価の10倍の価格で買い取りたい人は連絡ください。それではまた!

ロシアン軍団の強みとは!? プロリーグ シーズン11 ウィーク4 感想

・挨拶

 

おはこんばんにちは、直人です。香川県ではゲーム規制入るんですかね、全然関係ないですけど喰いタン讃岐うどんの回を小学生の頃読んでから、半熟卵とちくわ天の乗った讃岐うどんを食べるのが夢です。僕の今住んでる地域は近所に丸亀製麺がないのがとても辛いです助けてください。

 

さて、今回は僕が好きなチーム、empireとforzeの試合を見ていきます。とうとうPLでこの試合を見ることができましたね、胸熱です。

 

今回も試合内容には触れませんが、多分記事読んでるよりPL見た方が面白いと思うので、試合見てない方は是非!記事は最後のまとめ3秒で読んでくれるだけでもありがたいです。

 

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・この人たちめっちゃ強いけど、何が長けているの!?

 

項目ごとに区切りも入れるようになりました、どんどん気合入ってるっぽく見えてきましたね。

 

ここ最近のシーズン好成績を残しまくってるこの2チーム、どちらも常に定石通りの攻防を行うイメージを脱却し、だいぶ戦略のパターンを増やしてきてるのが功を奏している気がします。

 

ただどちらのチームもええっ、何だこの射線は!?とかこんな戦略があったのか!?といった戦略は少ないと個人的には思っています。

エイムももちろん全員強いですけど、そもそもPL選手は全員化け物エイムなのでそれほどどでかい壁は生まれないです。

 

単刀直入に強さの秘訣を言ってしまうと、高い射線管理能力と情報共有能力、そして意思統一の速さ、この3点だと思います。

 

敵の位置を把握した後敵のクロスをかいくぐりながら1v1の状況を作り上げたり、撃ち合う際に有利な対面を用意したりといったゲームメイクのスピードが段違いです。

敵の処理が追いつく前にキルを発生させて、着々と人数有利を会得するないし人数不利を巻き返す力がこの人たちの強さだと思います。

 

シンプルに言うと内容はこれだけなのですが、これはPLの選手でも辛酸を嘗めるレベルの技術です。

ドローンやカメラ、サブメインのガジェットを余すことなく使って敵の位置を割り出し、その後敵の視線を理論的に推測、そして全員が同じプランを思い描きながら実行する。この一連の流れを瞬時に行えるチームはかなり希少であり、ロシアの強豪たる所以でしょう。

 

見たこともない守り方とか射線見ると興奮しますけど、こういう冷静沈着理詰めFPSを見ても同じように興奮しますね。興奮するようになれれば立派なシージマニアですよ。

 

・この2チームはランク民の教科書!?

 

これは持論なのですが、この人たちの攻守は相手に干渉されてプランを変更する場面があまりないので、選手の配置とかコンセプトを丸パクリすればランクはほぼ確で勝てます。

 

持論って記載すれば許されますよね多分。ちなみに僕は上昇志向のあるシージフレンドがいないので試したことはありません。

 

ランク民にありがちな不利状況での無茶ピークや定まらない進行方向、こう言った悩みをロシアン軍団は払拭してくれます。ただしイェーガーで馬鹿ピークするのはどうやらアリのようなので、闘争心が抑えられない方はイェーガーを即ピックしましょう。

 

つまり基礎力を固めたい方は、ロシアン軍団の試合を見るかロシア人になるか、この二つがオススメです。アンダーライン太文字以外に強調の方法があったら教えてください。

 

・恒例のまとめ

 

今回のポイントをまとめると

①ロシアン軍団の強さの秘訣は射線管理、情報共有、意思統一のレベルが高い!

②ランクに勝ちたいなら動画見て丸パクリ!

讃岐うどん食べたい

 

の三つです。今回はロシアン軍団は戦略面はそーでもないみたいな記述をしましたが、ここ最近の試合ではサイボーグ達に戦略の幅が芽生えてきている気がします。

 

相手や自分たちの奇抜な作戦に対しても常に最善の一手を下せるようになればロシアン軍団は間違いなく最強です(ロシア信者並感)

今後の成長にも期待です、ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

LIQUIDの面白さを喋る!プロリーグ シーズン11 ウィーク3 感想

おはこんばんにちは、直人です。

東京事変復活!ベースの亀田さん、聖人オーラの塊です。

 

というわけで今回はLATAMからLIQUIDの試合を引っ張り出してみます。国内ファンも多いのではないでしょうか、特にどこを応援してるわけでもないって方にはこの情熱的チームをオススメしてみます。

 

あと、はじめにことわっておきますが今回は試合内容にはさほど触れません。僕がLIQUIDの面白さを熱弁するだけなので、興味ない人はまたの機会に!後時間がない人は試合動画と最後のまとめだけでもお願いします!

 

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じゃあ何でオススメなの?って当然なると思います。

その理由のうちの一つは名うてのシージの達人が揃っているロスターなので、ポテンシャルが計り知れない部分です。

 

そしてもう一つ、アンチメタな戦略を用意していることが多いここが自分が最も気に入っている理由です。

タイトルとか字の配色に気を遣い始めました、僕も日々進化しています。

 

初心者の方はどーいうこと?ってなるかもしれませんが、要するに大会シーンでのセオリーを無視した攻守をよく用意しているってことです。

 

セオリーが分からないよ!って人はまず日本語配信を見て分かりやすく勉強するのが吉かなと思います。キャスターの方もわかりやすい解説をしてくださってるので、同じマップを数試合見れば補強位置や攻撃側の攻め方は大体分かってきます。

 

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本題に戻します。今回のヴィラでも図書攻めの時に、大体のチームは書斎をとって上から突き下げを行いますが、LIQUIDは様々なルートからキッチン側をとって平面での攻めを敢行しています。

他にも海岸線フッカー守りでペント側を重点的に守ったり、クラブハウス監視守りで改装現場の射線をあえて通してベット側ごと守ったりと、普段プロリーグで見るような試合とは異なったびっくりメカを見せてくれます。

 

そういう戦術面で規格外なことするチームを見ると、ふーん、おもしれーチームってなって応援したくなっちゃうのがシージオタクの性だと思います。

 

もちろんただ魅せる試合をするためだけにこういった戦術を狙っているわけではないと思います、おそらく圧倒的初見殺しが目的でしょう。

それに加えLIQUIDはいやその守り方は無理あるやろ、、、って守りはしていません。一見攻防の際に致命的な穴があるように見える場合も、これまたどこかしら予想外の射線でカバーできるようになっています大体は。たまにやっちゃう無茶な作戦は勢いでごまかしてるので問題ありません!

 

ただ最近はプロリーグ全体のマップ理解度が深く、じゃあこっちはこうしますよってすぐ対応してきますね、、、ラッシュもほとんどのチームが高い完成度でこなせるようになってきた現在、LIQUIDの強みは王者の称号を獲得した時と比べると薄くなっているのかもしれません。

 

それでもシージメタ業界に常に新しい風を吹かそうとしてくれるチームは全力で応援したいです。頑張れLIQUID負けるなLIQUID!

 

あとこれは余談かもですが、たまーに下馬評を逆の意味で覆してしまう、ムラの波が激しいチームのイメージもありますね。試合を見て色んな意味でドキドキするのもLIQUIDのいいところかもしれませんね。

かと思えば強豪チームに勝利することも数多くあるので、安定感と勢いをコントロールできるようになれれば常勝無敗チームになれる気がします。

 

 

前回の記事は自分でも引くくらい長かったので今回はこんな感じです。相変わらずまとまりませんね、次からはもっと番号ふっていきたいです。

 

いつもの3行まとめをすると、

・LIQUIDは普段全く見たことない戦略出してくれるから見てておもろい

東京事変のブームに備えたい人は閃光少女って曲オススメです

・シーズンサヨナラって曲もかっこいいですよ

って感じですね。

 

とりあえずPLの中でも特に奇抜な戦略を組み込んでいるチームが見たい!って方はLIQUIDの試合を強く推します!見てて飽きることはとりあえずないと思うので!LIQUID最高!それではまた!

 

 

プロリーグ シーズン11 ウィーク2 感想

肌寒ぃでございまさぁね〜、ファミ通AppVsで記事を書かせてもらっている直人です。顔はサンボマスターのボーカルに似てると言われます、最近体型も似てきました。

 

というわけでウィーク2で面白かったなと思った試合の感想と解説をぼやいていきます。鬼の速さで更新していきます、卒論は全く書けていませんが今日も健気に生きています。

解説と感想は完全に自己満足なので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。試合は面白い内容だと思いますので、是非みてください是非。

 

さてさて、今回はEUのチーム、Chaosとforzeの銀行の試合をピックアップです。

 

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この試合を選んだのには試合の内容云々以外にもう一つワケがあります。その理由はというと、このウィーク2のNA、EU、LATAMの試合の中で、銀行でサッチャー+割役BANが行われた試合が4つもあったことを受け、新たなメタの気配を感じたからです。

今回は前半部分はサッチャーBANについて考えを巡らせたいと思います。興味のない方または知識の豊富な方はすっ飛ばしてもらっててオーケーです。

 

前半:サッチャー+割役 BANのメリットを考察!

 

まず銀行におけるサッチャーBANのメリットを考察してみると、

①カイドのガジェットでハッチ開けに選択を迫ることができる

②電子機器破壊阻止による局所防衛のやりやすさ向上

③ドローン妨害系ガジェットの強化

この三点かなと思います。

 

①の効果は地下しか意味ないんじゃ?と思われる方もいるかもしれませんが、ここ最近の流行では一階防衛にもハッチの開閉は重要になることが多いです。

 

というのも、最近の資料窓口や空き部屋スタッフの防衛では、開通を幅広く行って一階全体を平面で広く守ることが多いからです。(ランクではあまり見ない防衛なので太字にしてみました)そして攻撃側が攻める点で開けると有利にはたらきやすいのが空き部屋上の二枚ハッチなので、逆に防衛側としては開くハッチが一枚でも減れば空き部屋を守る際に負担が軽くなるわけです。

補強壁に貼る カイドに関しては立体や平面で壊せることが多いのでさほど心配はないと思われます。

 

一階防衛について深く語ろうとすると銀行の隅から隅まで解説しなければならないので今回は割愛します。ファミ通AppVsの方で細かい解説はされていくと思うのでそちらもチェケラです!(露骨な宣伝)

今回はサッチャー+割役BANがどのように機能するかも考えていきます。個人的な考察なので、間違いがあれば何言ってんだコイツって思っておいてください。

 

マーベリックBAN→開くハッチの選択権は完全に防衛側に委ねられる。地下では防衛側に絶大なメリットをもたらすが、一階ではハッチを割らずとも平面で詰めることも可能であり、二階でも効果は薄い。監視攻めをスムーズに行えるチームならメリットの方が大きそう。

 

ヒバナBAN→汎用性は一番高いオペレーター。補強壁やアーマーパネルに近づくことなく割ることができるため、ローリスクでロングレンジの射線を通すことができる。こうした唯一無二の特性を持つ一方、定石通りの戦略で望むには少し器用貧乏な部分が目立つ。正攻法を通し相手の可能性を潰すならヒバナBANか。

 

テルミットBAN→一番メリットが大きいのは二階攻めではないだろうか。吹き抜け4枚の射線を限定的にしか通せなくなれば、防衛にとってかなりの優位だろう。またテルミットをBANすれば、補強壁を開けてエントリールートを増やす際にヒバナで開けるのが現実的であるため、カイドでの餅つきも検討できる。

 

だいたいはこんな感じだと思われます。この考えが正しければ、BANの時点で相手の攻めるルートをなんとなーく予想できますね。準備段階で読み合いが始まるあたりやっぱ神ゲーです。あ、でも次のシーズンからカリ入るんでまた環境に変化加わりそうですね!

 

雑に感想を書き連ねるだけの予定だったんですが、ここまでで想定の文字数を1200字くらい超えました。文章を書くって楽しいですね、自分理系ですが。

 

②ですようやくです。これは前回の感想でも同じようなこと言ってたんですが、銀行でも局所守りが存在します。具体的にはみんな大好きサーバー階段守り、または用務室守りです。

 

サーバー階段守りはど定番ですので解説ナシ!用務守りは二階守りはモチのロンですが、一階守りでも使うチームが最近増えてきました。本家本元はよく知らないですが、おそらくmajorでのSECRETが配信試合の中では最初だと思います。

二階から一気に地下へと逃げ込める、そのくせ放置した場合は色々なところに手早くちょっかいをかけられるので便利な守り方です。よかったらSECRETの試合もどうぞ。

 

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③も強力ですね。サッチャーBANは頻繁に行われるようになってきたものの、銀行に限らず広いマップでは③が原因で未だに時間を浪費するチームも少なくありません。

サッチャーBANをされた場合を考慮した狭い攻めも用意しないと、攻撃側はこの時代世知辛いものとなってしまうかもしれないですね。LATAMだと特に多い印象ですが、割と時間かかってるなーとついつい思ってしまいます。

 

APACではAeroとFnaticがサッチャーBAN割と多い印象ですが、流動的な攻めもできていますし時間がかかった時のラッシュもうまいのでLATAM相手には有利と予想しています、inv頑張れ!

 

前半では銀行でサッチャーBANするとどうなるのか書きました、結構蛇行運転しましたが。後半は解説ほぼ無しの試合の感想ですのでだいぶショートになるかと思われます。

 

後半:試合の感想!

 

まずはforzeの攻めから始まりました。最初EUのmajor予選で見た時はempireの二番煎じかと思ってましたが(めちゃ失礼)、ここ最近のempire,forzeのロシアンチームは大分柔軟な動きをするようになってきましたね。特にforzeは相手によって結構BANを変更する印象があります。あとempireがBDS戦でカピタオ以外をBANしているのも驚きました。

 

いい加減BANの話から離れます、試合の内容に触れていないのになぜか約2500文字になりました。小学校の時、読書感想文をでたらめな文章で素早く埋めて速攻で終わらせる特技持ってました。

 

wtgとshockwaveは攻撃時のロールは変更されたんですかね、shockwaveのゾフィアは派手なこともせずに地道に攻めて敵をなぎ倒していく姿が好きだったんですが。wtgも隠れスモークマスターだと思うので、今の内にファンになっておくと有名になった時に古参ぶることができます。

 

サッチャーBANだとやはり地下は幾分攻めづらそうでしたね、KAIDがいるとマーベリックでサーバー側のハッチを開けるかロッカー上のハッチを開けるか片方になりやすいので、ロッカー攻めがトレンドの地下は厳しそうでした。

 

それでも敵や味方の位置情報の把握、撃ち合いの強さなど持ち前のFPS力は今回も猛威を奮ってましたね。BANの効果が薄いポイントはバチコリゲットしてました。

EUのチームは人数不利を背負っても、情報を基にしてしっかりまくっていくところがかっこいいですね。今シーズンはロスター変更も多かったですが、足並みが揃った時どう爆発するのか楽しみです。

 

続いてはChaosの攻めですが、ここでまさかのインピックきましたね。

やっぱり銀行サッチャーBANともなると今までの戦略のまま攻めるのは難しいですよね〜。イングラズドッケビモンタライオンなど、かつてのopオペレーター達は軒並み弱体化をくらって影を潜めてましたが、サッチャーや割役BANにより再び日の目を見ることができるやもしれません

 

あと割役を誰にするかで迷走していたイメージのあるChaosですが、secretlyに固定されたんでしょうかね?

secretlyは個人的にチーム内でのファーストデスの多さが群を抜いて多かったと思うので、1の動きよりも前線を味方と一緒に押し上げる方が向いているんじゃないのかな〜と思っていたので、今回のピックを見ていいじゃないのと勝手に思ってました。クラブハウスも見てみたいです。

 

地下攻めもガレージを押し込んで監視攻めを狙ったり、インでサーバー階段を無理やり瓦解させたりとかなりの創意工夫が見られました。こういうことされると応援したくなっちゃいます。

対するforzeもワーデンを持ってきてサーバー階段を守ってましたが、単純にワーデンに未来がありませんでした。forzeも多分もう一生ピックしないでしょう。

 

二階攻めの時もカンデラを使って受付の射線を潰し、受付廊下はロビーラペで潰すことで階段を駆け上がってました。敵がいようがいまいが、カンデラを余すことなく使い切る姿勢も好印象でした。戦略としてもかなり理にかなっていたのではないでしょうか。

 

:まとめ

気づいたら3600文字くらいです、EUの選手は基本好きなので話し出すとどうしても熱が入ってしまいますね。BANの話は何話したか覚えてないのでまとめません。

感想を要約すると

 

・wtgのファンになろう

・Chaos期待大、あとsecretly割役賛成派

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

 

って感じです。二回目でこんなに殴り書きしちゃうとか自分でも末恐ろしいです。EUのファンはこの感想読んで分かる〜ってなってくれると嬉しいです、誰かわからない人はこれからファンになっていきませう。好きな選手を一人見つけられれば、あとは知見が広がるにつれて自然と好きな選手も多くなると思います。それではまた!

プロリーグ シーズン11 ウィーク1 感想

おはこんばんにちは!ファミ通AppVSにて記事を書かせてもらっている直人です。最近はBUMP OF CHICKENとTHE PINBALLSをよく聴いています。

 

シージ民の方々が世界大会を楽しむための助け舟になればいいなと思い、これからウィーク毎に個人的に面白いなと思った試合の、簡単な解説や感想を綴っていきたいと思います。

ぶっちゃけ解説は読まなくてもいいので、最後らへんの感想とオススメの試合の内容はチェックしてもらえたら嬉しいです。忙しい時は遠慮なく休みます。

 

そして今回ピックアップするのはTSM vs REC、ヴィラの試合です。ネタバレになるため、回避したい方はとりあえず試合を見てからでお願いします!

 

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メンバー変更が行われたこともあってか、REC不調か?今シーズン大丈夫か?みたいな不安の声もちょくちょく見かけましたが、今回はRECの動きが悪かったとかそういった心配はさほどする必要はないかと思われます。

 

今回の勝因は偏にTSMの戦略がヤバすぎた、これだけです。

 

まずはTSMのマエストロBAN、これが攻撃時の戦略を通す要となっていました。

 

大会におけるヴィラ攻撃では、ボム中への既存のエントリールートが限られているため、同時に複数方向から現地へクロスを敷いていき、現地のプレイヤーを殲滅あるいはある程度殲滅の後プラント、といった動きが今までのPLでよくみる動きでした。

 

しかしTSMは、こういった既存の戦略とは異なった、”プラントによって相手を動かす”プランを用意していました。

 

エストロバンにより、スモークの目くらましが起こると相手の位置を的確に割り出すことが難しくなり、またプラントポジションを柔軟に変更することができたため、C4やガスグレネードのプラント止めをかいくぐることができました。

昨今のPLではマエストロの存在やプレイヤー間での知識の向上により、投擲物やモク抜きで簡単にプラントを止められるため、現地のプレイヤーをある程度移動やキルをしなければプラントは厳しいかなと思っていたのですが、バンを駆使すればこんな攻め方もできるんだーと思わせられました。脱帽の一言です。

 

防衛でのサッチャーBANもしっかりと機能していました。

 

まず守り方自体が特殊で、ウォークインクローゼットを守るという稀に見るかなーくらいの守り方を展開していました。ここでサッチャーBANがどうはたらくのかというと、ADSを壊せないことによってガジェットが通らない点です。これによって普段はイージーに占領できるポイントを無理やり防衛することも可能となってくるわけです。

 

カフェ洗面や領事館の非常階でもよくありますが、こういった特定のポジを守る際にガジェットを通せない状況を作られると攻撃側はかなり厳しくなります。防衛のプレイヤーが要警戒している場所から撃ち合うしかないわけですから。

余談ですけど次のシーズンワマイが追加されたらこういう守りの幅広がって楽しそうですね、大きくメタも変わる予感がします。

 

あんましガッツリ書くつもりはなかったんですけど、気づいたら1250文字超えてました。シージを題材にした卒論なら2日でかける気がします。

 

今までもマエストロ とかサッチャーBANはいっぱいあったんですけど、ここまでBANを最大限利用した作戦を用意してある試合は少ないんじゃないでしょうか。見てる間ずっとうおーすげーってなってました。

GIGとAeroみたいな読み合いが頻繁に起こる情報戦もイイですが、こういった戦略でねじ伏せる試合も見てて面白いです。こういうのはシージならではの面白さですね。

 

前述したような守り方だったり、図書守りも披露したりと今シーズンTSMはかなり仕上げてきてると思います。そして新しいストラテジーを見せてくれるチームがいるとシージマニアは俄然応援したくなります。頑張れTSMもっと魅了してくれTSM!

 

って感じで終わります。まとめると

・TSMの戦略性が想像をはるかに超えて高かった、TSM最強

・ RECは別に調子悪くないよ

・THE PINBALLSのfall of the magic kingdomって曲かっこいいよね

の三点です。 もともと戦略面でハイレベルなNAですが、その中でもとりわけ素晴らしい試合内容だったのではないでしょうか。

 

ウィーク毎に、NAだけでなくEUやLATAM、APACの中から毎週一つを選んで色々書いていく予定ですので、今後とも読んでいただけたら幸いです。あとこの記事読んでプロリーグオタクが増えたらもっと幸いです。広がれシージPLマニアの輪!!!